品質と分析
リードタイム分析の使い方
リードタイム分析の画面
期間内に完了したロットの製造リードタイムを「工程実行中 / 停止 / 滞留 / 工程内空白 / 非稼働」に分解します。 どの工程の前で待ちが発生しているかが分かり、 リードタイム短縮の当たりを付けられます。 あわせて「今止まっているロット」(進行中で実行中の作業が無いもの) を現在の状態として表示します。 工程の時刻は作業実績から組むため、 実績を入れていない工程は時間軸に現れません。 測るのは最初の作業開始から最後の作業終了までで、 投入待ち (計画作成〜着手) ・部材の調達待ち・出荷待ちは含みません (受注から納品までの期間とは別物です)。
Q.帯の読み方
帯は壁時計の分解で、 5 区分の合計が常にリードタイム全体と一致します。 「滞留」は前の工程が終わってから次の工程が始まるまでの空白のうち、 稼働時間内で停止でも説明の付かない分です。
「工程内空白」は同じ工程の実績と実績の間の空白で、 滞留とは別に数えます (実績を細かく分けて入力する現場ほど滞留が膨らんで見えるのを防ぐため)。
「非稼働」は稼働カレンダー外 (夜間・休日・休憩) です。 カレンダー未設定の施設のロットは非稼働 0 扱いになり、 件数を注記に出します。
Q.工数の内訳が帯と合わない
工数 (作業・運搬・段取り・設備停止・休憩) は実績の分数の合計 = 人時ベースです。 並行工程があると、 壁時計 (帯の「工程実行中」) より大きくなることがあります。
リードタイム効率は壁時計ベース (工程実行中 ÷ リードタイム) なので、 帯の「工程実行中」の構成比と一致します。 人時の合計とは一致しません。
Q.滞留の理由を知りたい
「滞留の多い工程」で場所の当たりを付けたら、 該当ロットの詳細で停止履歴・判断依頼を確認してください。 現場で理由が分かっている待ちは、 製造管理の「一時停止」で理由を付けて止めると、 この画面で「停止」として内訳に出るようになります。