品質と分析
不良の使い方
不良の画面
製造の実績入力・受入検査の不合格などで起票された不良を横断で一覧し、 是正の進捗を管理する画面です。 起票元 (製造内部 / 仕入先起因 / 検査 / 客先クレーム) や重大度で絞り込めます。
Q.この画面でできること
全起票元の不良を新しい順に一覧し、 状態・起票元・重大度・品目・ロット・発生日で絞り込めます。 不良番号・発生日・数量・重大度・状態は列見出しから並び替えできます。 「未処置のみ」 は現品の始末が残っている不良、 「期限超過のみ」 は是正処置の期限を過ぎた不良に絞ります。
行をクリックすると不良詳細へ移動し、 内容の訂正 (原因・重大度・数量)、 不適合品の処置、 是正処置の追加、 状態の更新 (未解決・対応中から解決済みへ、 再オープンも可) を行えます。
ヘッダーの「分析 ▾ → 不良分析」で、 不良種別・原因のパレートと発生月の推移を確認できます (絞り込みは分析画面で別に指定します)。
Q.「◯日経過」「期限超過」の表示は何ですか?
発生日の右の「◯日経過」は、 未解決の不良が起票からどれだけ滞留しているかです。 解決済みでは表示されません。
状態の下は、 その不良にぶら下がる未完了の是正処置のサマリです。 期限を過ぎた処置があると「期限超過」を赤字で出します。 期限と完了は不良詳細の是正処置から設定します。 数量セルの右の「未処置」 は現品の始末が決まっていない数量です。
Q.不良はどこから起票されますか?
① 製造進捗 (/production) の作業実績入力で不良数を記録 → 起票元「製造内部」で自動起票 (発生した工程も紐づきます)。
② 製造進捗 (/production) のロット詳細「不良を登録」から手動起票 → 起票元「製造内部」(不良種別を選べます)。
③ 入荷 (/receiving) の検収で不合格判定 → 起票元「仕入先起因」で自動起票 (対象数量は在庫の隔離へ回ります)。
④ この画面の「不良を起票」から手動起票 → 客先クレームや仕入先起因など、 ①〜③ で自動では立たない不良に使います (起票元を選べます)。
起票元「検査」「客先クレーム」に自動起票の経路は無く、 ④ で登録します。
Q.種別 (不良種別) が空欄なのはなぜ?
種別が「-」になるのは主に入荷 (受入不合格) 由来の不良です。 この経路は種別を付けずに起票します。
作業実績入力の不良は種別が必須なので必ず種別が入ります。 手動起票 (製造進捗のロット詳細) は種別を任意で選べます。 種別は不良種別マスタ (developer-console) で定義します。
空欄のままでも、 不良詳細の「内容を編集」から後で種別・原因を紐づけられます。
Q.現場処置 (手直し / 廃棄 / 特採) はここで設定できますか?
一覧からはできません。 行を開いた不良票の「不適合品の処置」か、 製造進捗 (/production) のロット詳細で決めます。
処置で「対象の在庫」を選ぶと在庫の状態も変わります。 選ばなければ記録だけが残り、 在庫は動きません。
不良の詳細画面
1 件の不良の詳細を確認し、 現品の処置 (不適合品の処置) と原因への対策 (是正処置) を記録する画面です。 処置は「出た不良品をどうするか」、 是正は「なぜ起きたか・どう防ぐか」で別の軸です。 起票元 (製造内部 / 仕入先起因など)・品目・ロット・数量・原因などを一覧できます。 操作権限が無い場合は閲覧のみになります。
Q.状態を更新するには
「対応中にする」(未解決 → 対応中)、 「解決済みにする」(完了メモを入力)、 「対応中に戻す」(解決済みからの再オープン) で状態を切り替えます。
Q.是正処置を追加・管理するには
「是正処置」セクションの「是正処置を追加」から、 種類 (短期 / 長期など)・処置内容・担当者・期限・備考を入力して記録します。 複数の処置を積み重ねられます。
追加後は各処置の「編集」から担当者・期限を変えたり、 完了にしたりできます。 完了にすると一覧の「期限超過」の集計から外れます。 誤登録は「削除」で取り消せます。
Q.起票後に原因や重大度を直せますか?
直せます。 操作バーの「内容を編集」から、 品目・ロット・数量・発生日・発見日・不良種別・不良原因・原因メモ・備考・影響範囲の出荷を更新できます。
重大度は起票時の既定値 (製造由来は「軽微」) のままになりがちなので、 調査後に実態へ合わせてください。 一覧の重大度での絞り込みと分析がこの値を使います。
起票元と不良番号は識別情報なので変更できません。
Q.写真や関連データはどこで見られますか?
ページ下部の「添付ファイル」から不良の写真をアップロードできます。 文章より写真の方が現物を早く正確に伝えられます。
「関連・追跡」には、 この不良が出た製造ロット・生産計画・起票元の入荷へのリンクと、 発生 / 発見工程が出ます。 発生工程から辿れない場合はロット番号の完全一致で解決し、 同じ番号が複数計画にあるときは誤誘導を避けて出しません。
Q.完了メモは備考を上書きしますか?
上書きしません。 「解決済みにする」で入力する完了メモは備考とは別に保存され、 解決済みのときだけ「完了メモ」として表示されます。 起票時に現場が書いた備考はそのまま残ります。
Q.現場処置 (手直し / 廃棄 / 特採) はここで設定できますか?
できます。 「不適合品の処置」の「処置を決める」から数量ごとに決めます (製造進捗のロット詳細からも同じ操作ができます)。
「対象の在庫」を選ぶと在庫の状態も変わります。 廃棄は決めた時点では隔離までで、 実際に在庫から落とすのは「廃棄を実行」です。 選ばなければ記録だけが残ります。
Q.不良種別が空欄なのはなぜ?
種別が「-」になるのは主に入荷 (受入不合格) 由来の不良です。 この経路は種別を付けずに起票します。 作業実績由来は種別が必須で、 製造進捗からの手動起票は任意です。
Q.操作ボタンが出ません
状態の更新・処置の追加には /defects の更新権限が必要です。 権限が無い場合は詳細の閲覧のみになります。